90年前に相続登記していなかった土地の名義を変えるために40人以上の親戚と遺産分割協議の必要に迫られたお客さま
C様は農家の跡取りのお客様でした。農家なので土地をたくさんの土地をお持ちでしたが、そのうちの一部に90年前に高祖父(ひいひいおじいさん)の相続登記をする際に申請し忘れた土地があり、現在もその土地は高祖父の名義のままでした。その土地が太陽光発電に向いていたので発電施設を設置する手続きの中で土地の名義をC様に変更する必要が出てきたのでした。90年前に亡くなった方の相続ということでかなり戸籍の収集にも時間がかかりましたが、確定した相続人は全部で40人以上になりました。親戚とはいえ知らない人もかなりいましたので仕方なく家庭裁判所に遺産分割調停を申し立てなんとか土地をC様が相続するという話し合いがまとまり、遺産分割調停調書を法務局に提出して名義変更まで完了しました。